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水彩は紙上の奇跡です。
絵具と水、その日の気候によって「偶々」できた滲みやグラデーションを「素敵だな」と認めてそれに合わせた描き進め方をすることが大切です。
完璧にコントロールしようとするとかえって無理な筆跡や色になってしまったり…
思い通りにならないことを一旦受け入れることで新たな視点が生まれてきたりするのはどこか生き方にも似ているような・・・
そんな「水彩」という画材を使って日常を描くことで
普段なんてことはないあたり前な風景が輝いたものにみえるのではないか
そんな思いを込めて日々描いています。
柘植香里 Kaori Tsuge
1986
京都 府京都市生まれ。祖父・祖母・父・母が京都市立芸大卒の家庭に生まれ、幼い頃から父方の祖母の水彩画教室で透明水彩画を、母方の祖母に書道を習う。
2010
京都市立芸術大学美術学部日本画水墨模写卒業。卒業後は陶磁器を取り扱う会社の商品開発部に勤務。
2012
「Türr」の屋号でハンドメイド系イベントに参加。刺繍アクセサリーを制作販売。
2014